太陽光発電量は天気と温度に関係する

太陽が出て光をサンサンと降り注いでくれると、発電量も大きくなり、お日様に感謝したくなることと思います。逆に雨が続く梅雨が今まで以上に鬱陶しい季節に感じてくるかも知れません。
しかし太陽光発電は晴れの日だけに、発電しているわけではないのです。

雨の日でも、曇りの日でも太陽光がわずかでもあれば、量は少ないにしても、ちゃんと発電しているのです。
太陽はその姿が見えなくても、余程分厚い雲に遮られていない限り太陽光は私達に届いているのです。
太陽光発電がゼロになるのは、太陽が沈んだ夜だけと考えても良いと思います。
日本国内の平均的な日射時間は一日あたり、約3時間から4時間です。

ソーラーパネルの性能表で、最大出力時の動作電流の項目を参照し、ソーラーパネルの一枚あたりの数値を出します。
複数枚並列に設置する場合は枚数をかけ、そして一日の日射時間をかけ合わせると一日あたりの平均的な発電量を求めることが出来ます。

北海道や日本海側の降雪地域の場合、冬季の日射時間は一日あたり2時間前後とかなり少ないので、その点も事前に考慮する必要があります。
しかし、これは太陽光発電を行なう為に、全ての条件を最高に満たした場合においてのスペックです。

実際には経年劣化やソーラーパネルの汚れ、理想設置角度からのズレもあるので、発電量は小さくなります。
さらに、バッテリーの充電効率、放電効率、インバーターの変換効率を考慮すると、実際に使える電力量は、また小さくなります。

結局、発電量はカタログスペックの半分くらいと思っていれば良いと思います。
半分と聞くとびっくりされるかも知れませんが、車の1リッターあたりの走行距離をカタログと実際で比べてみると大きな違いがありますよね。

どちらも最高の条件を満たしている値を書いているので、それを知っていれば納得出来ると思います。
それから、意外なことに発電量が一番多いのは真夏ではないのです。
ソーラーパネルは温度が低い程発電の効率を上げるのです。

気温が高くなってしまうと逆に発電の効率が落ちてしまうものなのです。
温度が10℃上昇すると4%の損失があります。

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ソーラーパネルが55℃の温度に上昇すると基準温度の25℃から30℃上昇したことになるので、12%も効率が落ちる計算になります。
それを踏まえて考えると、年間を通して最も発電量が多いのは気温が低くて、太陽高度が高くなってくる2月から4月にかけてとなるのです。

最近では、このような温度変化にも、ある程度対応で出来て、それなりの発電量を保つことが出来る、温度変化強いソーラーパネルを作っているメーカーもあるようです。

このように太陽光発電の効率は温度と深い関係があり、大きく左右されるものなのです。